「きちんと考える」技術

どんな本?

独学で東大合格を果たし、しかも主席で卒業したという才媛、現在は予備校などで教鞭をとる吉田裕子さんの思考法に関する本。

2016年3月

具体的には次のような内容があります。

■正しい悩み方とは

■考えがまとまらないときの対処法

■考えが煮詰まった時の対処法

■紙に書き出して考えるときのポイント

■読書は多読がよい?それとも1冊を読み込む?

■情報は多く集めるほうがよい?

■情報をオープンにすることのメリット

■ノートの作り方

■フレームワークのメリット

■正解はひとつ?

所感

吉田裕子さんの本は、私にとっては当たりはずれが大きい。

本書は残念ながら、(私にとっては)ハズレ。

内容が悪いということではありません。

本書に限らず、吉田さんの本の特徴は次の2つです。

・平易な言葉を使っていて読みやすい(のに内容がある)

・セオリー、法則を示した後に具体例があるので理解しやすい

本書はたまたま私にとっては既知のことばかりだったので、響く部分がなかったというだけのことです。

内容としては、下記のようなことになります。

▲漠然と悩むのではなく、課題として明確化しよう

▲できない理由を考えるのではなく、どうすればできるかを考えよう

▲みんなに支持されることは不可能

▲考えが煮詰まった時は場所を変えましょう

▲自分ひとりで考えることには限界があるので、人とディスカッションしながら考えよう

▲問題は常に頭の片隅において常に考えよう

▲書いて考えよう

▲フレームワークをうまく利用しよう

▲インプットのための読書では、本をすべて読み込む必要はない

▲インプットしたことはアウトプットして定着させる

このほか、具体的にノートの使い方も詳しく説明されているのですが、私は最近、ノートを使うことはなく、主に使うのが、パソコンのメモ帳とマインドマップなので、デキるノート術にも興味をひかれませんでした。

また、フレームワークとして下記を紹介されていました。

・MECE

・PDCA

・5W2H

・マトリックス

・マンダラチャート

・SWOT分析

・3C分析

・4P分析

でも、フレームワークは、5W1Hだけで十分かなと思っています。

5W1HでMECEに考えることはできるし、3C分析も4P分析も5W1Hで代用できます。

マンダラチャートは発想を促進するフレームワークですが、これも5W1Hで代用できます。

「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」渡邊光太郎著 に詳しく書かれています。

ということで、吉田裕子さんの著書は好きなのですが、今回はハズレでした。

目次

第1章 つい、やってしまいがちな思考習慣
第2章 考えるとき、あなたはどこで躓いているのか?
第3章 「考えること」についての間違った常識
第4章 インプットを改善すれば、結果が違ってくる
第5章 頭の中だけで考えない人のデキるノート術
第6章 フレームワークの力を借りれば、最短経路で考えられる
第7章 創造的なアイデアの生み出し方

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